大山から帰ったあと、ふくらはぎの筋肉痛のピークは2日目に来た。痛みも薄らいだ4日目の昨日、久しぶりに水辺の楽校まで散歩に出かけた。
五月の河原には、ツバメ、ムクドリ、カワラヒワ、ハト、ヒバリの姿。ウグイスやシジュウカラの鳴き声。そしてキジのカップルを初めて見る。大きいことに驚く。まるまると太って見えた。そして、仲が良さそうに見えた。
道端にはノバラの白い花。風にのって甘い香りがただよう。
”野ばら”の歌のイメージは、私のなかではずっと白い野薔薇のままだった。”清らに咲ける”から導かれたイメージだろうか。それにしても…と思う。私にはこうした思い違いがかなり多いと。
シューベルトの歌曲は物語的だ。あの短い調べのなかにも、小さなドラマが展開し収束する。やはり、あの歌曲は赤い野薔薇を歌っていたのだ。
”清らに咲ける”
ほのかに”紅匂う”
キジコさん
キジオさん
オドリコソウ