enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

『ゼイ リブ』を思い出すこの頃。

 2017年という新しい年への期待も空しいまま、日本という国の先行きはますます見えなくなってゆくようだ。
 日本だけではなく…日本で紛糾中の政治問題に関する報道だけでなく…、アメリカ合衆国でも、これまで見たこともない”新しい”大統領の出現で、驚くような報道が続く。
 私たちに伝えられる情報の何が正しく、何がねじ曲げられているかも分からないなか、日本とアメリカ合衆国のそれぞれの国の形に不安が増してゆく。
 
 そして、昔『ゼイ リブ』という映画を観た時の衝撃をなまなましく思い出したりする。
 あの映画は、21世紀の今の私たちにも届くメッセージを持っているのだと思う。
 『ゼイ リブ』では、サングラスが人々の正しい認識を覚醒させる役割を担う。
 私はあのサングラスがほしい。
 そして、世界じゅうの人々にも、あのサングラスが必要なのではないかと思ったりもする。

2017年2月の夕暮れ(開花したカワヅザクラを見るのに、色眼鏡は必要ない。見たままの姿だから。)
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