2017年という新しい年への期待も空しいまま、日本という国の先行きはますます見えなくなってゆくようだ。
日本だけではなく…日本で紛糾中の政治問題に関する報道だけでなく…、アメリカ合衆国でも、これまで見たこともない”新しい”大統領の出現で、驚くような報道が続く。
私たちに伝えられる情報の何が正しく、何がねじ曲げられているかも分からないなか、日本とアメリカ合衆国のそれぞれの国の形に不安が増してゆく。
そして、昔『ゼイ リブ』という映画を観た時の衝撃をなまなましく思い出したりする。
あの映画は、21世紀の今の私たちにも届くメッセージを持っているのだと思う。
『ゼイ リブ』では、サングラスが人々の正しい認識を覚醒させる役割を担う。
私はあのサングラスがほしい。
そして、世界じゅうの人々にも、あのサングラスが必要なのではないかと思ったりもする。
2017年2月の夕暮れ(開花したカワヅザクラを見るのに、色眼鏡は必要ない。見たままの姿だから。)