今朝、ベランダのクリスマスローズの一つ目の蕾が花開いた。
ふーっと小さなため息をつくような開き方。
昨日の昼、ベランダで植木鉢のスミレを、夜になってベランダから十三夜月を撮った。
ウグイスのさえずりは聞こえてこなかったけれど、狭いベランダの花鳥風月。
3月29日の月：
そろそろ出ている頃？と、ベランダに出て月の姿を探した。南東側のビルのてっぺん近くがはっきりと明るい。あの陰から、もうすぐ月が出てくる…月の在り処を示す光を見ただけでときめくことの不思議。
9時頃、再びベランダに出る。
貸してもらったカメラで撮った大きな月は、いつものように短い言葉を交わすお月様ではなく、天体としての厳かな存在なのだった。
