enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

いつもコメントをありがたく拝読しています。

最近、とみに荒んでゆく心のはけ口として、ブログに向かうことが増えています。
友人も家族も「自分の時間を毎日そんな怒りで費やすより、もっと楽しんだほうが…?」と言います。
その言葉はもっともなものと思います。常に怒りや鬱屈を溜め込んだ人になりたくはないのです。
ただ、その一方で、若い頃、職場の先輩がつぶやいた言葉…『人間、怒ることを忘れたらおしまいじゃないか』…が今も耳の奥に残っています。

ブログに吐き出した私の埒も無い怒りのつぶやきに対してコメントを送ってくださることに、申し訳ないような思いもあります。私の怒りは愚痴以上のものにはならないことが分かっているからです。
それでも、叶うことなら、人々の怒りのエネルギーが建設的な力となって、底無し沼に引き摺り込まれるようなこの時代の”気分”から抜け出るべく、確かな機運が生まれてくることを願わないではいられません。