昨年3月、竹富島で「星見石」というものを初めて見た。
今年4月の小浜島では「節さだめ石」というものを見た。
それらの自然石が置かれた背景には、農作業に係わる実用的な意味があるらしい。
『石垣島の星見石について』(横尾広光 宮地竹史 2007年 国立天文台 第39回「談天の会」 小講演会要旨)を読むと、”星見石”は、スバルなどの星を観測し、農作業の時期を判断するために使われたようだ。
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平塚の星空 (四季の星座) 冬の星座 おうし座
初冬の東の空に小さくごちゃごちゃと集まった すばる星が上がってきます。しばらくするとすばる星の後を追うようにオレンジ色の一等星アルデバランが上がってきます。アルデバランは「つづくもの」の意味で、すばる星の後について星空を動いています。…
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竹富島の「星見石」①(南東から。2018年3月9日撮影):後ろに「なごみの塔」。
竹富島の「星見石」②(南西から。2018年3月9日撮影)
小浜島の「星さだめ石」(2019年4月19日撮影):石の周辺には草が生い茂って分かりにくいけれど、直径数cmほどの穴が多く開いている。