5月の末、久しぶりに山歩きに出かけた。林の中の木洩れ日。尾根道を渡る風。ともかく嬉しかった。張り切って登った。
ただ、低山とはいえ、3日続けての早朝からの山歩きは、思わぬ不調をもたらした。
2日目・3日目の登頂後、両掌に激しい蕁麻疹が出た。強烈な痒みが続いたあと、両掌は見事にパンパンに腫れあがった。
帰宅後、むくみきった指の関節は曲げにくくなり、皮膚はピリピリ・チクチクと痛むようになった。
6月になって腫れが徐々にひきはじめ、やれやれと思った。
しかし、今度は、腕首に痛みのある赤い腫れが出てきた。経験したことのある腫れと痛み…たぶん蜂窩織炎?…。 やれやれと思った。
今、山歩きの後遺症に向き合いつつ、初夏の山道で出会った花たちの姿を思い出している。
タチツボスミレ…アイヌタチツボスミレ?(アポイ岳) ヨツバシオガマ(アポイ岳)