enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

初夏の山道で②

 

久しぶりの山歩きの1日目は「様似山道」という古道を辿った。
瀬を渉り、登っては下り、ひたすら歩いた。カメラの出番がほとんどないまま、歩き通した。天気は下り坂でゴール前に雨が降り出した。

2日目はアポイ岳に登った。天気は回復し、日射しが戻ってきた。
ただ、楽しみにしていた黄色いスミレには出会えなかった。

3日目は伊達紋別岳に登った。快晴だった。
雪を残す羊蹄山を望む尾根道で突風に襲われ、私のキャップは広く明るい笹原の中へと飛んで行った。
(昔、マニラで橋を渡っていた時、さしていた傘が突風に飛ばされたことを思い出した。あの時、川面を流れていく赤い傘を見送った時は、ずいぶんと名残り惜しかったなぁ…。)

 

ミヤマオダマキアポイ岳)       ホソバトウキ(アポイ岳

 

アポイアズマギク(アポイ岳


ミヤマアズマギク伊達紋別岳)     白いシラネアオイ伊達紋別岳)

 

シラネアオイの群落(伊達紋別岳)