時には空を見上げても心が飛びたっていかないことがある。 そんな時も、海を見れば何とかなる。 海をわたってくる風の音。荒々しく、また静かな波の呼吸。洗われた砂に映る夕焼け。 いつのまにか、私のなかに海がはいりこんで、海にひたされ、海にとけていく…
『和泉式部集全釈 [正集篇] 』(佐伯梅友 村上治 小松登美 笠間書院 2012年)において、和泉式部が相模や大江公資とやり取りした歌とされているものを引用させていただく。 471 我が宿を 人に見せばや 春は梅 夏は常夏 秋は秋萩 これを見て、一品の宮の相模 47…
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