277 あづまやの 軒のたるひを 見わたせば ただ白銀を 葺けるなりけり <走湯権現奉納百首 はての冬> 先日、相模のこの歌が、かの『枕草子』の「十二月二十四日…」で始まる段に見られる雪景色の表現と酷似する…との指摘のある論考(「『枕草子』の新しさ-後…
昨日も図書館に出かけた。相模の歌の世界に久しぶりにさまよい込むのは嬉しい。 帰り道、夕方の薄い灰色の光のなかで、駅前の一本の河津桜(大変恥ずかしいことに、先に「コケモモ」と書いていた。二日後にこの恐ろしい誤りに気がつく。最近、こうしたことが…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。