enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2013.6.25

 今日、突然、お古のカメラを譲り受けた。ズシリと重いが、カメラらしい形をしている。
 今使っているカメラに比べ、どれほど望遠が撮れるものなのだろう。何だか嬉しい。さっそく海へ向かった。
 途中、1週間ぶりにツバメの巣に寄ってみる。まだ卵を抱き続けていた。驚かさないように、そっとレンズを向ける。確かに、顔が判別できるほど近づいている。ただ、手元が大きく揺れて、なかなかシャッターを押せない。柱に腕を預けて、ようやく撮ることができた。
 次は浜辺だ。砂色のなかにも人工の色彩が点在する。木造校舎を彩るペンキのような、どこか古びたなつかしい色合い。
 最後は、子供の頃に遊んだ原っぱによく咲いていたキクイモ(?)に似た花。あの頃は、あちこちに空き地があった。たいてい錆びたバラ線で区切られていた。原っぱで遊ばなくなって、黄色い花とその青臭いつぼみのことも忘れてしまっていた。
 今日からカメラが二つ。やはり何だか嬉しい。 
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