enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2015.10.5

 4日、横浜に出かけ、半日を暗い講堂内で過ごした。その暗さと、出かける前に飲んだ薬のためか、ほとんどが夢うつつの時間となった。『私はいったい、何のために秋晴れの一日を…』
 夕刻、頭痛と疲労感でいっぱいになりながら、やっとの思いで家に辿りついた。こんな日もある。やれやれ。

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横浜で見かけたクチナシの花…秋のクチナシの花は初めてだった。近寄ると、なつかしい匂いがした。


ひとは、いつか時間のなかへ還ってゆく
そこはきっと青い空のむこう

いつか、身体を脱ぎ捨て、遠のく意識さえ惜しげなく残し、
そこに還ってゆく
青い空に吸い込まれるように

どこかに還ってゆきたい
ずっとそんなふうだった

そこはきっと青い空のむこう