enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2015.12.05

 初めて…たぶん…二十三夜の月を見た。
 思い描いていた通りの姿、傾きの月。
 あぁ、これが二十三夜…と思った。
 下弦の月が優雅に細まり、やや傾く。
 何かを湛えているような、注ごうとしているような傾き。
 やわらかく発光する月と拮抗するように、硬質の光を放つ星が一つ。
 冬の真夜中、星も月も輝いていた。

イメージ 112月5日4時31分の月と星

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二十三夜(12月5日4時46分)