目の前でカンムリワシを見て意外に感じた。その名前から想像していた大きさ、近づきがたさはなかったから。むしろ小さくさえ見えたし、カメラを向ける人間を、ほとんど気にかけていないように感じた。
撮った写真…一生懸命撮ったつもりが、ほとんどがピンボケ状態で、ひどくがっかりした…を見直して、その個性的な姿を確かめる。
やはり、実際に見て感じて得るものは独特だ…そう思う(ガイドさんに心から感謝)。
【補記】 ”Who speaks for KANMURIWASHI?”
今回、石垣市内でカンムリワシを見た地域は、陸上自衛隊配備計画予定地周辺だった。石垣市は、”市の鳥”カンムリワシが営巣する地域での着工を認めてしまった。辺野古でも高江でも平得大俣でも、人々の声が重機で踏み潰されてゆく。これが、私が生まれ育った平塚だったら、私はどうすればいいのだろう?
まだ激しい雨が降り出す前、何回も大きく旋回していた。
撫でてみたくなるようなやわらかそうな羽毛。
ミミズを片足でしごくようにして食べていた。そんなことをしたら、中身の美味しい(?)成分が無くなってしまいそうに思うのだけれど。
食べ終わって、ようやく、あたりをうかがったのだろうか?