元旦。
目が覚めると、時計は6時半。
『朝だ…起きなくては…』と思うのに、目はしっかり瞑り、身体は縮こまってしまう。
次に家族に起こされたときには、もう8時を回っていた。
『そうだ、お雑煮…お雑煮…』と夢うつつで起き上がる。
昔は、2日の朝なら駅伝のヘリコプターの音で起きたんだし。
お節は、手作りのお裾分けがあるんだし。
お雑煮も、頂き物の出汁パックがあるんだし(出汁?)。
元旦。
私はこうして、目新しい門も潜らず特別な扉も開けず、2019年の世界にずるっと滑り込んでしまった。
20019年1月1日の花水川と大山(大磯町の高来神社に初詣した帰り道で)