寒い日が続く。風が冷たすぎて首がすくむ。
安曇野の友人のメールには、「明日は-8℃になりそう…」とあった。
こんな時、つい口ずさんでしまう童謡… ♫ 春よ来い! 早く来い! 歩き始めたみよちゃんが… ♫
そうなのだ。
子どもの頃からこの年齢までずっと、歩き始めたのは”みよちゃん”と思い続けてきた。
でも、今日初めて、それは”みよちゃん”じゃない…”みいちゃん”なのだよ、と知った。
なんと…。
勘違いが過ぎる。
そうか、”みよちゃん”であれば、その女の子は「みよ」ちゃんか「みよこ」ちゃんに限られてしまう。
でも、”みいちゃん”なら、「み」がつく名前の女の子がいっぱい当てはまるのだ。
それでも、何だか、親しかった”みよちゃん”がどこかに行ってしまったみたいで落ち着かない。
何なら、私だけがこの先も、”みよちゃん”と春を待ち続けていこうか。
願わくば、来年こそ、”みよちゃん”とコロナ禍のトンネルを抜け出て、ホンモノの春のなかへとお出かけしたい。
ビルの谷間に咲くサクラ(2月17日の夕方)