enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

「緊急事態宣言下でも東京五輪を開催」するのですか?

 

たった今、ネット上で、毎日新聞配信の「緊急事態宣言下でも東京五輪を開催 IOCコーツ副会長が表明」という記事を読んだ。
(https://news.yahoo.co.jp/articles/95676997489d4a3982a2c5ec98102cd76703c0e2)

 

何を表明しているのだ、この人物は…。

怒りがこみあげてくる。

ひるがえって、これまで、日本の最高権力者が、一つ覚えに繰り返し続けている”安全・安心な開催”とは何なのだ。

何が安全・安心な開催なのか?
誰にとって安全・安心な開催なのか? 
緊急事態宣言下で開催された時、人々の安全・安心はどこにあるのか?

心の底から、怒りの声が噴き出してくる。

私のこの怒りと興奮には、私的な暗い感情も混じり込み、冷静な反応ができない。

IOCコーツ副会長発言のなかに、蔑視を感じ取ってしまったからだ。屈辱を感じたからだ。私の中の何かが蹂躙されたように感じたからだ。

 

本当に、「緊急事態宣言下でも東京五輪を開催」するのですか?
それとも、開催前に緊急事態宣言は発出されない見通し、いや認識の一致やら合意なんぞが成り立ったのですか?

閉幕後であれば、緊急事態宣言はいつでもどこでも遠慮なくどうぞ!…ですか?

 

貴方たちに尋ねる。
安全・安心な開催とは、誰に約束しているのか?
その約束はいったい、どこまで果たす覚悟か?

 

心よ、少し冷静になろう…蔑視も屈辱も蹂躙も、感じただけであって、眼に見えたものではない。
ただ、決めるのは”私たち”の側にある。それは譲れない。