enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

小さな国に励まされる。

 

今日眼にした報道のなかで、リトアニアの首相が発した言葉に興味を感じた。

そのロイターの記事には、「ロシアの飛び地、カリーニングラードへの貨物列車による輸送をリトアニアが禁止したこと」に対し、プーチン大統領の最側近が「リトアニア国民が痛みを感じる形で対応すると警告した」とあり、それに応じる形でリトアニアの首相が「おそらく全ての国際条約に違反している国から、国際条約違反の疑いに関するレトリックを聞くのは皮肉だ」と語った…とあった。

面積(約6.5万㎢)は東北地方ほど、人口(約280万)は大阪市ほどの国が、大国ロシアにひるむことなく対峙している…リトアニアはそういう国なのか…と思った。

バルト三国リトアニアについて、これまで何も知らなかった(東京2020オリンピックでリトアニアナショナルチーム平塚市で事前キャンプを行った…そんなことを市の広報で知るのみだった)。

遠い存在で関心の外にあったリトアニア…大国・強国と陸続きの小さな国の運命を思い、その国の首相の言葉に励まされる日が来るとは思わなかった…。

 

6月22日のネムノキ:まどろむような、けむるような。

 

6月22日の薔薇:精一杯に咲いているけれど、Tさん、人魚姫の公園の薔薇はそろそろ終わってしまいます。