2011-03-25 96.8.23 日記 雲は流れ 川は流れ 時も流れ 私はどこから歩きはじめたのだったか? どこからも遠い場所に立ちどまる 「風」 かなたからの風を頬に受け 「夕焼け」 その移ろいのなかに 「私」は在るというのか それとも無いというのか 風は在る 夕焼けは在る とどまらず ただ在るものは なぜ 美しいのだ