enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2013.9.18

 秋そのものの空気になった昨日、再び海に向かった。
 夕焼けに間に合いますように、と早足になった。
 水色の空に刷毛で描かれたような薄い雲。
 西空の一隅は刻々と夕焼けの色合いを増していく。
 一番星も光っている。
 歩道橋の上からの富士山の影絵は、刃こぼれのような頂上まで鮮やかに切り取られていた。
 浜辺に出ると、空と海がつながり、すべてが一つの世界のなかにあった。
 東の空に月も白くのぼっている。 
 月と星のある夕焼けは久しぶりだ。
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9月17日の雲
 
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9月17日の夕焼け
 
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         9月17日の月光