enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2014.9.15

 13日午後、久しぶりにプラネタリウムで星空を見上げた。しだいに解説者の声が子守唄のようになって、ふっと意識が遠のく。
 夏が影をひそめ、私たちの頭上には秋の星空、冬の星空が用意されはじめているのだ。時の流れは淡々と一方通行でとりつくしまもない。そして季節は、常に過去と未来の記憶をはらみつつ、おもむろに、それでいてたゆみなく循環している。
 次回12月28日にまたプラネタリウムに来れるだろうか。年の瀬の夕刻、プラネタリウムを見終わって外に出たら、きっと街燈が点いていることだろう。うかつに暮らしていると、季節の素知らぬ流れにまた置いて行かれそうだ。
 
9月14日の夕日と海
イメージ 1
 
海を渡る人
イメージ 2
 
夕波
イメージ 3