enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

”党の名前”

 今朝、手に取った新聞の一面の見出し。
 袖のタイトルで「立憲抜き」の文字が厭な感じで躍っていた。

 公党の名前に冠された「立憲」という文字は、こんなふうに象徴的なものだった…そう感じた。
 
 「改憲論議」と向き合う「立憲」。
 「立憲」と「改憲論議」の文字が、あい対峙し、反発しあうことの異様さ。
 
 その見出しは、「立憲」を冠した公党との”合意形成抜き”を前提として、”憲法”が変えられてしまう可能性を示しているのだった。
 
 国会での論議の”時間切れ”が再び日程化される?
 「立憲」を冠する公党の声を押し切って、まさかの「立憲抜き」の強行採決が行われる?  
 ”立憲”に根ざさない”ミンシュシュギノヨウナモノ”…それが当たり前なものとして再現される?
 あの”手口”が何度も、何度でも、繰り返される?
 
 その可能性を否定できない状況…そのことを思い起こさせる見出しなのだった。 

朝日新聞』 10月24日(火)朝刊 13版1面から
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