今回の旅で楽しみにしていたトンレサップ湖。
大昔、大きな湖の上で暮らす人々の姿をTVで見た。自分が暮らす世界とはまったく共通点がなさそうな世界に見えた…そして、その日々の暮らしがとても幸せそうに見えたのだった…と思う。
私にとって、アンコール遺跡より、特別な存在だったトンレサップ湖。
短い時間で、乾季の湖のほんの一部だけを見てきたなかで、わずかに撮ることができた写真をまとめておきたい。
漁をするために浅瀬を渡る二人(トンレサップ湖で):
水面の上を歩いているような不思議な光景。拡大してみると、網を持って歩く人の口からタバコの煙が。
水遊びをする子どもたち(トンレサップ湖で):
男の子は丸裸。泥水そのままの茶色の湖なのだ。
船に乗って漁をする二人(トンレサップ湖で):
初めは、一人だけの漁?と思ったけれど、良くみると、もう一人、湖のなかにもう一人。
細い枝の列がリズミカルで美しい。
(琵琶湖のエリ【魞】漁の仕掛けにも似ているような?)
乾季・雨季に収縮・拡大を繰り返す巨大な湖には、琵琶湖とは異なる生命力が宿っているのかもしれない。
水上家屋と船上で家事?をする人(トンレサップ湖で):
家のてっぺんには、ベトナム的?な星模様が掲げられている。
漁を終え?胴回りに魚網を巻きつけて歩く人(トンレサップ湖で):
肩に担いだバケツの中には、どのような収穫が入っているのだろう?
観光船の波にあおられて船を漕ぐ人(トンレサップ湖で)
漁をする人:
光り輝く筋肉…。日頃、この深さから網を打つことで、これほどの筋肉が鍛えられたのだろうか?