2012-10-28 2012.10.28 日記 昨日、散歩に出かけると海から帰ってくる人の波があった。土曜の浜辺は若い人たちでにぎわっていたのだろう。砂浜に出ると少年たちがサッカーの練習をしていた。そばで本を読み始める。 歩くのさえ足を重くすくいとられる砂浜だ。しかし少年たちの動きは素早い。午後の逆光のなかで、彼らのシルエットがまぶしく躍動する。私からは遠くなった生命力・・・持っていた時には気づかなかった生命力だ。 今日は、読みかけの本を読もうとしても、目が文章を追うだけで、その意味は空を舞っている。