enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2014.4.8

 昨日、湯河原駅から熱海駅まで歩き通した。帰りの電車では、頭痛がひどくなりそうな予感があった。それでも、吐き気がするほどの痛みにはならず、夕食後、早々と布団にもぐりこんだ。
 今朝は気持ちよく起きた。朝刊を取りに階段を上り下りする。ふくらはぎが痛い。それほどの坂道ではなかったのに、と思う。でも、最後の熱海の海岸から駅までは、ヨレヨレだった。細い坂道。側溝からのぼる湯気。旅館からただよう酒を含んだ出汁のあたたかな匂い。ふくらはぎの痛みが、熱海の温泉街を歩いた時間を思い出させてくれた。
 出かけた目的から外れた写真もたくさん撮った。というより、番外の写真の方が多かった。とりとめのない、記憶のかけら。いつかまた、それらをなつかしく思い出す時があるかもしれない。
 
イメージ 1
山道のタチツボスミレたち(熱海市
 
イメージ 2
大洞台バス停付近の青い海(熱海市
 
イメージ 3
四つのハート形の意匠(熱海市 伊豆山神社の境内の建物)