enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2016.5.23

 22日、再び二宮駅へと向かい、サークルとしての調査に無事に加わることができた。21日は独り歩きの表面的な散策に終わったけれど、22日はかなりディープな調査になった。ひとえに二宮町の方々が詳しい案内をしてくださったおかげだ。
 あとから分かったことだけれど、22日のサークル活動のなかで訪れた”ラディアン”という公共施設の位置は、「天神谷戸遺跡」の南西直ぐの場所にあたっていた。私が考古学の世界に興味をもちはじめた1997年、現地説明会で訪れた、あの剥き出しにされた”谷戸”は、現在、人々が憩う公園となっているという。平塚市の真田・北金目遺跡と同じような様変わりが、この二宮町にもあったことを実感した。今や、20年ほどさかのぼって、その土地の景観というものを復元して思い描くことすら、なかなかむずかしくなっていると思う。20年前、「天神谷戸遺跡」で見学した”「ひょうたん」をまねた土製品”は今、県の収蔵庫の片隅で眠ったままなのだろうか。

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ホウライシダ?…鎌倉の海臧寺で初めて見た草紅葉と同じ葉のようだった(鎌倉の”ヤグラ”より軟質の洞窟の入り口で)。

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のんびりとしたカモとコイ(打越川で)