enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2016.7.11

 ”まつりごと”が終わった11日の静かな朝。西窓からはひんやりとした風と反射光が入ってくる。街のビルの窓ガラスに朝日が姿を映して眩しい。

 10日、私の一票を小さな投票箱にさしこんでから、久しぶりに図書館の学習室…本当の名前は”参考室”なのだと最近知った…で時間を過ごした。
 選挙が行われても、七夕まつりがあっても、いつもと変わらない空間に人々がおさまって、それぞれの時間を過ごしている。
 私も、仏像の写真集や、難しい『沙石集』を眺めたりして、しばらく”よその世界”の時間を過ごした。そして、再び、屋台や人々でにぎわう路地を抜けて、家に帰った。
 夜半、友人たちと選挙結果について短いメールをやり取りした。吸入薬は枕元に置かずに眠った。

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10日の噴水

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噴水の虹