今朝、セットしていたつもりのアラームが鳴らず、30分ほど寝過ごしてしまっていた。
慌てて支度をして、部屋を出る。
4時55分。金星はまだ見ることができるのだろうか…。
非常階段を昇り、7階の踊り場にたどり着いた。
東の低い空はオレンジ色に染まっている。
ただ、金星を見つけることはできなかった。
(時間が遅すぎたのかもしれなかったし、高いビルの陰に隠れていたのかもしれなかった)。
気を取り直し、朝食をとり、高麗山へと出かける。
4月30日の外界はすでに初夏…光も空気も申し分なかった。
ただ、身体は重い。
通い慣れた八俵山への山道も、足に鉛のような重力を感じながら進む。
八俵山に着き、セーターを脱ぐ。ただし、気温は19度ほど。長く休めば肌寒くなってゆく。
(なぜか八俵山には温度計が置かれているのだった。)
今日30日の高麗山はまだ初夏になりきってはいない。ホトトギスの声もまだ聴こえなかったのだし。
山道際のホウチャクソウ
林の奥の花園(ショカツサイ)
新緑のスクリーン
若々しい枝