enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

久米島:11月の蝶・花など②

 

小雪”を過ぎてからの空気は、冬の扉が開いたのだよと告げている。

その扉から吹き込む冷気のために、吸入薬の出番もこのところ多くなった。
あの久米島の北風なら、私の気管支でも受けとめられたのにと思う。そして、冷気が近づきはじめたのと入れ替わりに、しだいに遠のいてゆく久米島の記憶を、早く写真に閉じ込めて残さなくてはと思う。

(銭田の森の蝉たちは、今も大合唱を続けているのだろうか?
 道案内をする振りをして、からかうように翅をひるがえす蝶たちはまだ元気にしているだろうか?)

 

      f:id:vgeruda:20191123145758j:plain

      ハイビスカスの街灯飾り

 

        f:id:vgeruda:20191123145817j:plain 

        たくましいバナナの木(銭田川沿いの小道で):
        水鳥に気を取られていて、思わずぶつかりそうになった。

 

f:id:vgeruda:20191123154324j:plain

銭田から粟国島(左)と渡名喜島(右)を望む

 

  f:id:vgeruda:20191123154336j:plain 

  銭田から島尻を望む

  f:id:vgeruda:20191123154400j:plain        

  フラを踊るようなタコノキ

 

         f:id:vgeruda:20191123154413j:plain

         ユウナ(オオハマボウ):
         地面に腹ばい、うつむく顔を覗き込む。

 

f:id:vgeruda:20191124115221j:plain
f:id:vgeruda:20191123154532j:plain

オオシマゼミ:蝶とトンボと蝉は、昆虫類の苦手な私が撮影できる数少ない生き物。
       鳴き声はすさまじいけれど、青みがかった緑色の姿は沖縄の海の色。

 

f:id:vgeruda:20191123154546j:plain

ナミエシロチョウ? ウスキシロチョウ

 

f:id:vgeruda:20191123154601j:plain

オキナワキョウチクトウモンキアゲハ
白いキャンドル形の蕾の尖った印象は、やわらかなイメージのキョウチクトウ(かつて実家に咲いていた白い花)とは似ていなかった。その葉っぱの形から、”オキナワキョウチクトウ”の名前を探し当てたけれど。