enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

44%の沈黙の重さ。

 

11月1日の朝になった。

昨夜は、日本の有権者の56%が投じた票の行方に一喜一憂した。

そして今は、44%もの人々の投票権が棄てられてしまったことに落胆している。

なぜなのかなぁ…。もったいないなぁ…。使わないなら譲ってほしいくらいなのになぁ…。

私たち高齢者世代が消え去る頃、日本はどのような姿の社会になっているのかなぁ…。
どうか、今よりもずっと多くの人たちが、自分の一票に希望を託すことができる社会になっていますように。

2021年の今、私の希望は満たされはしなかったけれど、敗北感や虚しさに浸ってはいない。まだ、生きている。まだ希望を持っている。

【追記】

1日午後になって、TVから流れてきた小川淳也氏(立憲民主党 香川1区で当選)の言葉に思わず引き込まれた。

野党共闘の成果についてや、また、溝を深めている他の野党に対する冷静な考察などが、頑なで感情的な私の中にも、示唆的にすべりこんできた。

明日の、未来の社会に向けて、このような考え方を持つ人に頑張ってもらえるんだ…一夜明けて、再び元気を取り戻せた気がする。