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私の第三十四夜をつづります。

常念岳の麓へ(1)

 

6月上旬、どうやら天気は持ちそうだった。

朝早く、鈍行で穂高に向かった。
(家族の旅の目的はほぼ一つ…オオルリシジミ。そして同行する私の望みは、南豊科の友人に数年ぶりに会えるだろうか…というものだった。)

結局、家族は今季最後のオオルリシジミに出会うことができた。
(私も、友人の数年ぶりの笑顔を胸に刻むことが叶った。)
その旅の思い出…常念岳の麓を歩きまわった時間…を写真で形にしておきたい。

 

【6月5日(月)

4:51 橋本へ。
6:35 松本へ。
11:20  穂高へ(11:46着 7時間の旅が終わる)

 

碌山美術館へ~

何十年ぶりかに訪れた美術館:油絵やデッサン、館のたたずまいなども、ゆっくりと味わった。

 

 

【6月6日(火)

~「アルプスあづみの公園」へ~

 

常念岳ヒヨドリ

 

ホオジロ                ヒスイ色の烏川 

 

 ウラギンヒョウモン?

 

クララに留まるオオルリシジミ(私が撮ったこの蝶が、家族が目にしたのと同じ個体か、生き残った同じ仲間であれば…)(家族がたまたま池の周りを巡回していた職員らしき方に尋ねると、「サンクチュアリではもう飛んでいない。この池の周りも、わずかに残っているかどうかというところ…」とのことだった。『ちょっと遅かった…』と残念がる家族。しかし、しばらくして、その方が『おいで、おいで』と手招きする。家族は急いでそちらに向かっていった。かくして、家族は6月初旬のクララの茂みの中を舞う「オオルリシジミ」という蝶と初めて出会えたのだった。)

 

ショウジョウトンボ 

          

 

モンキチョウ              ヤマボウシ

 

~宿で~

ヤマキマダラヒカゲ