6月上旬、どうやら天気は持ちそうだった。
朝早く、鈍行で穂高に向かった。
(家族の旅の目的はほぼ一つ…オオルリシジミ。そして同行する私の望みは、南豊科の友人に数年ぶりに会えるだろうか…というものだった。)
結局、家族は今季最後のオオルリシジミに出会うことができた。
(私も、友人の数年ぶりの笑顔を胸に刻むことが叶った。)
その旅の思い出…常念岳の麓を歩きまわった時間…を写真で形にしておきたい。
【6月5日(月)☀】
4:51 橋本へ。
6:35 松本へ。
11:20 穂高へ(11:46着 7時間の旅が終わる)
~碌山美術館へ~
何十年ぶりかに訪れた美術館:油絵やデッサン、館のたたずまいなども、ゆっくりと味わった。
【6月6日(火)☀】
~「アルプスあづみの公園」へ~
ホオジロ ヒスイ色の烏川
ウラギンヒョウモン?
クララに留まるオオルリシジミ?(私が撮ったこの蝶が、家族が目にしたのと同じ個体か、生き残った同じ仲間であれば…)(家族がたまたま池の周りを巡回していた職員らしき方に尋ねると、「サンクチュアリではもう飛んでいない。この池の周りも、わずかに残っているかどうかというところ…」とのことだった。『ちょっと遅かった…』と残念がる家族。しかし、しばらくして、その方が『おいで、おいで』と手招きする。家族は急いでそちらに向かっていった。かくして、家族は6月初旬のクララの茂みの中を舞う「オオルリシジミ」という蝶と初めて出会えたのだった。)
~宿で~
ヤマキマダラヒカゲ