enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2013.9.5

 夕方、外に出た。昨夜からあれほどの雨だったのに、散歩道の路面はもう乾いていた。雨のあとだからなのか、道脇の草叢が涼しげに呼吸している。オシロイバナの一叢は萩の風情で道端に身を投げ出している。
 海岸に出ると、九月の浜辺は何もない浜辺に戻っていた。こんなに何もない平塚の浜辺、ただただ海が広がるだけの浜辺の姿が好きだ。ずっと変わらないでほしいと思う。
イメージ 1