enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2013.9.29(2)

 9月終わりの高麗山ですれ違う人々はみな気持ちよさそうだった。「なんていい天気なんだ。たまらんなぁ…」と大きく独り言する人もいた。きっと、それほどみな秋の空気を待ち望んでいたのだ。
 木の間隠れに青い海が見える。蝶が彼岸花にとまってはせわしなく移ろってゆく。そこかしこにジョロウグモが網を張っている。和らいだ光のなか、秋の小さな花が隠れるように咲いている。
 高麗山の秋を言葉で伝えるのはむずかしい。
ミズヒキ
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クマバチ
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