花の名前を書き間違えた恥ずかしさが消えたわけではないけれど、昨夜、身近な人の話を聞いて少しホッとした。 「そういえば、昔、オオバンのことをクロガモって書いたことがあって、あとで違うことがわかって…」と、自分の失敗談を話して笑ってくれた。
今日は温かな陽ざしに気を取り直し、午後、総合公園に出かけることにした。1月の末に訪れてからひと月たち、梅園にもようやく彩りが広がっていた。自分が育った家の梅が白梅だったからか、白い花びらのほうに気を取られることが多い。
梅園の小道をたどって、ほのかに甘く漂う香りを楽しんだあと、水鳥を見ようと池に向かった。その途中で、ルリビタキに出会った。ここと思えばまたあちらと、せわしなく移動する小さな姿を追いかけた。まんまるの胸が可愛い。池に水鳥の姿は無かった。次に、総合公園を訪れるのは、桜の季節だろうか。
