enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2014 .7.15

 今日は朝から気持ちのよい風が吹いていた。
 東の窓から、西の窓から、南のベランダから、風が入ってきた。
 午後の日差しが衰えはじめた頃、外に出る。
 駅前の大通りを海からの風が吹き抜けてゆく。
 海の風で心は空っぽに、身体は吹き流しのようになる。生きかえる・・・と思う。
 
 海開きした浜辺にはFM放送が流れていた。 
 波打ち際で貝を拾っていると、波の音に混じってニュースが何かを伝えている。
 オスプレイが厚木飛行場に着いて・・・と聞こえた。
 
 日本で70年間続いた平和な時間が、波動のように世界に伝わり、世界を変えていくことはなかった。だとしても、日本は、平和な時間の波を、世界に向けて伝え続けなければならないはずだ。70年間の平和な時間のなかで生きた意味はそこにあるはずだ。
 
波消しブロックの内側の海
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”海の幸”(7月15日のライフセーバー
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