enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2014.7.22

 今日、梅雨明けになるのだろうか。
 いつもよりずっと涼しい風が吹いていた7月。
 燃え上がるような日差しを迎える心構えがまだできていない。
 ただ、今年の夏は、いつもの夏とちょっと違う。
 8月20日に「みどり色の器 古代平塚の緑釉陶器展」(平塚市博物館)が始まり、30日には「平塚市遺跡調査・研究発表会」と尾野善裕氏による講演『平塚市出土緑釉陶器の歴史的背景 -なぜ大量の緑釉陶器が古代相模にもたらされたのか-』の予定があると分かったからだ。
 暑い夏の最後に、私にとってはまさに夢のようなテーマの講演を聞くことができる・・・これからずっと猛暑日が続いたとしても、何とか頑張れそうな気がしている。
(たった今、関東地方が梅雨明けしたと発表されたようだ。あとひと月、暑さに負けないぞ、と身構える。)
 
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チラシに使われている緑釉陶器片は、「集成」(『平塚市内出土の緑釉陶器』)のなかでは見たことがないもの・・・だと思う(見逃しているのだろうか)。どの遺跡から出土したものだろう。大きく咲き開いた二重花文。線が軽やかで美しい。