enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2014.8.15

 今の時間の先に、まだ起きてはいない戦争、起きてしまうのかもしれない戦争がたぶん用意されている・・・そんなふうに感じる今年の8月15日。
 自失の夏の時間が過ぎてゆく。海の風に自分を取りもどしにゆく。
 海への大通りの店先に、ヘリオトロープが一叢咲いていた。数年ぶりにその花の香りを思い出し、なぐさめられた。過去の自分にも出会えた気がした。
 行き着いた海は広かった。空も広かった。その広さを吸い取ったような風が吹いていた。
 
8月15日の海①
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8月15日の海②
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