2014-11-27 2014.11.27 日記 毎年、11月25日を迎えると一瞬ではあるけれど、『…生きていれば何歳になるだろう…』と三島由紀夫を思い出す。たぶん、その年齢となった三島由紀夫は考えられない…ということを確認するために。 人生にはそんな終わり方もあるものなのだ、といつも思う。あの一報を授業中に知った私は、2週間後には20歳…というような年齢だった。44年経って、まだ家と海と図書館をウロウロするだけの私は、11月25日の一瞬、人生の時間の密度を測る踏み石を踏むような気がする。 11月26日の落葉(ケヤキとイチョウ) 香の葉に 焚き染められて しぐれ空 (2014.11.26)