子どもの頃、「時間よ、止まれ！」「時間よ、動け！」という言葉で、時間をあやつる少年が活躍するＴＶドラマがあった。その頃からだろうか、ふとした折に、時間とは？という疑問が頭の中で堂々巡りをするようになった。
大人になってからは、“輪廻”、“永劫回帰”という言葉があることを知った。私の混乱はさらに広がり、物質とは何か、有とは何か・無とは何か、などの疑問も増えていった。
2015年年末という今、2016年という時間はどこからやってくるのだろうか、などと改めて不思議に思う。
眼の前の海は、空の色、太陽の光を映して色合いを変えてゆく。この一刻一刻もどこから生まれているのだろう。子どもの頃と変わらない疑問が堂々巡りを始める。
2015年12月21日の海：波消しブロック右側の遠い海上に見慣れないモノが浮かんでいた。浜辺の上空を、戦闘機などが連続して北を目指して飛行していく。
相模湾に浮かぶ船（？）のようなもの①
相模湾に浮かぶ船（？）のようなもの②：日暮れて、光の満艦飾となる。
