enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2016.9.18

 雨模様の天気の合間を縫うように、16~17日と奈良に出かけた。そもそもは日帰りのつもりだった。できるものなら1泊したい…体調と天気さえよければ…と弱気で出かけた。
 天気は持ちそうだった。結局、桜井駅近くで宿をとった。思い切って1泊したことで、気になっていた未知の場所を何とか見てまわることができた。
 無理をした分、それなりの代償も払うことになった。足腰をだいぶ痛めた。
 今日は足を組むにも、痛みで足が上がらない。両手で片足を持ち上げて、足を組ませる。こんなおかしな動作で足を組むのは初めてだ。股関節と腿の筋肉にガタがきているのだと分かる。
 また、撮ってきた写真を整理しながら、すぐには”どこそこ”と分からないものがあったりする。『これは一体、何を撮ったのだったか…』(たった一昨日~昨日見たばかりだというのに。)
 こうして、身体も頭も、ちゃんと年を取ってゆく…久しぶりの旅から帰っての実感だ。

 短い旅のなか、行く先々で秋を感じた。
 広がる緑の田。黄金色の実り。その上を飛び交うトンボたち。畔を縁取るヒガンバナ。咲きはじめたばかりのハギに、惜しみなく散り敷くハギ。そして、季節外れの美しいクチナシの花にも出逢った。

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季節外れ?のクチナシの花(大和郡山市額田部北町

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咲きはじめたばかりのハギの花(安堵町)

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アキチョウジの花?(桜井市多武峰〔御破裂山〕の小さな流れのそばで)