enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

今年最後の満月

 鶴見の講座から帰ると、横丁の空に満月が輝いていた。
 
 地球のそばに月が居ること。
 ずっとずっと地球のそばに居ること。
 いつも思う。
 この世界に月が居なかったらどんなにさびしいだろうと。

  「やぁ、今晩は!」
 冬の夜、寒くても日暮れてもさびしくないのは君のおかげだね。
 いつも声を掛けてくれるね。
 家までの帰り道、ずっと一緒だね。
 
 今年最後の満月が輝いている。

12月14日の月
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