enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2017.3.7

夕方、外に出る。
肌寒さに身をすくめて歩きはじめる。

「雪が降りだした」…安曇野の友人からメールが届いた。
眼の前には、白い雪のようなサクラの花房があった。
1日にはつぼみだったサクラが花開いているのだ。
五日見ぬ間のサクラ…サクラは刻々と生きている。

帰り道、信号を待ちながら、月の姿を探す。
4日には眉の細さだったけれど、ウサギの耳が見て取れるようになっていた。
二日見ぬ間の月…月は夜を日に継いで私たちを見守っている。

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3月7日のサクラ

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3月7日の月
3月4日の月
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