enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

しぐさの印象

 24日、衆議院国会中継を見た。
 政府参考人の一人は、野党の厳しい質問を何回も受けていた。
 彼は挙手し、参考人席から小さな立ち机に向かって歩を進める。
 彼がそうした答弁に立つために繰り返した数mの歩行。
 その何回かの歩行のなかで、彼は1回、2回、3回、4回、5回…と毎回のように、右手で鼻をつまむしぐさを見せた。
 これまで、何度も国会中継を見てきたけれど、答弁を始める前に、鼻をつまむしぐさを頻繁に繰り返した人は初めてだった。そのしぐさは際立っていた。鼻をつまんでから答弁するという印象的なしぐさだった。