昨日の暦には「寒露」とあった。
季節はずれの陽射しのなか、”水辺の楽校”に向かう。
休日の川辺。
土手の斜面は、サッカーの練習を見る人々で埋まっていた。
観客には、自身がフィジカルそうな人も、そうではなさそうな人もいる。
若い女性たちが日傘を並べて座っていたりする。
人々は同じように一心に、川辺のグラウンドを見つめている。
私はそばを通り抜けながら、人々が見つめる先に何があるのだろう…と思う。
贔屓の選手だったり、サッカーという競技の動き、勝敗の流れを見つめているだけなのだろうか。
人々が一心に見つめる先には何があるのだろう…。
人々の背中を見ながら、細い土手道を歩きながら、人々の外側にいる自分を感じた。
~10月8日の”水辺の楽校”で~
ウラナミシジミ①
ウラナミシジミ②
ベニシジミと蜂