enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

久しぶりに聴いた”啖呵”

 20日夜、出先から帰って、一息ついたのは真夜中近くだった。
 眠ろうとしても、頭がワサワサとして、なかなか眠る気分になれなかった。
 一日がかりの旅の刺激が頭のなかで点滅し、脳内の映像画面が早送りされているようだった。
 
 ひんやりした寝床の中で、『そうだ…今日は特別国会の代表質問があった日…』と思いついた。
 ゴソゴソと布団から抜け出て、ネットで立憲民主党の質問を聴いてみる。

 「…まずは、今ある憲法をちゃんと守ってから言え。…」
 
 すごい…質問のなかで”啖呵”を切っているではないか。
 胸がすく思いがした。こんな”啖呵”を堂々と切ってみたかったのだ、私も。
 
 ふっと、身体の疲れが頭の興奮を超えたようだった。
 安心して温かい気持ちになった。そして、ようやく眠りに入ってゆくことができた。