20日夜、出先から帰って、一息ついたのは真夜中近くだった。
眠ろうとしても、頭がワサワサとして、なかなか眠る気分になれなかった。
一日がかりの旅の刺激が頭のなかで点滅し、脳内の映像画面が早送りされているようだった。
ひんやりした寝床の中で、『そうだ…今日は特別国会の代表質問があった日…』と思いついた。
ゴソゴソと布団から抜け出て、ネットで立憲民主党の質問を聴いてみる。
「…まずは、今ある憲法をちゃんと守ってから言え。…」
すごい…質問のなかで”啖呵”を切っているではないか。
胸がすく思いがした。こんな”啖呵”を堂々と切ってみたかったのだ、私も。
ふっと、身体の疲れが頭の興奮を超えたようだった。
安心して温かい気持ちになった。そして、ようやく眠りに入ってゆくことができた。