enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

新しい時間が動き出すまで。

 
 テーブルの上に溜まってしまった新聞…1週間ぶりに読み始める。
 3月12日夕刊、3月13日朝刊のトップ記事に「財務省」の文字が大きく躍っていた。
 平行して、TV報道も慌しく現政権の動きを伝えている。
 
 現政権とそれを支える人々の異様な振る舞いがあぶりだされてゆく。
 まさかここまで…と思い知る。
 社会規範の液状化を目の当たりにするような気持ちになる。
 私たちが拠って立つ土台が底無し沼に沈んでいくような気持ちになる。
 
 今朝、ネット上で“朝日新聞 GLOVE”の記事…「不当な政治介入を排除できる」~福田康夫元首相語る 記録を残す意味とは(2017年9月7日)…を読んだ。
 励まされた。
 そうなのかもしれないと。
 赤い靴を履き、熱病にかかったように異様な振る舞いをやめられない人々…いつの時代も、そうした人々ばかりではないはずだと。
 そうした人々が赤い靴を脱ぎ、異様な振る舞いが止まった時から、また新しい時間が動き出すと。
 今はそう信じたい。