enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

八重山のスミレとクチナシ

 スミレは小さく細く、そしてたくましい。
 クチナシは濃厚な白さと香りが蠱惑的だ。
 どちらも、出会うとときめく(若い頃、そんなことはなかった)。

 スミレ、クチナシ八重山の旅でも出会った。
 スミレは夏のような陽射しのもとで。
 クチナシはスコールのような雨のなかで。
 そして、その日は、それだけで充たされたように感じる。
 
 スミレ、クチナシ…そういうものがもっとあるといいのにな。

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リュウキュウスミレ①(石垣市

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リュウキュウスミレ②(石垣市

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浦内川に降る雨(西表島

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濡れそぼつクチナシ西表島