早起きが多く慌しいミャンマーの旅。
それでも、宿の庭に出れば、異国の野鳥が啼き交わし、旅心が湧きあがった。
帰宅後、撮りためた写真のなかから野鳥を拾い出し、その名前を調べてみる。
なかなか分からなかった鳥の名前は「ビルマヤブチメドリ」。
名前のなかに”ビルマ”があり、その目つきも好ましい(性格俳優らしい面構え?)。
スズメも日本と違う印象だったけれど、それは”イエスズメ”という名がついている。
こうして、出会った生き物たちを、カメラで撮らないではいられない。
たぶん、人一倍忘れっぽい…見る力・観察する力、それをデータとして記憶する力が欠けている…から。そして、レンズを通して追いかける時間のなかで、我を忘れることができるから。
でも、どこか、カメラに頼りっきりな自分が疚しい。カメラが無くても、物事をもっとしっかり”観る”ことができる人になりたい。
そう思いながら、いざとなると、やはり後生大事にカメラをぶら下げて、旅に出てしまうのだった。
イエスズメ(アーナンダ寺院 バガン) カノコバト(バガン):首に注目。
インドハッカ(バガン):”悪”そうな顔? シロガシラムクドリ(バガン)
ミドリハチクイ(バガン):特徴的な長く細い尾。