enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

もうすぐ春が ♪

f:id:vgeruda:20210131221921j:plain1月30日の空

 

 

昨秋から職務怠慢を決め込んでいた胃を、年を越えてようやく少し飼いならしはじめた…と思っていた。

気が緩んだとたん、いつになく、口唇ヘルペスを悪化させてしまった。それも、処方された薬を飲み終わると、何とか一段落したようだった。

 

30日は風もなく温かな日になった(日陰にさえ入らなければ)。

気分転換しようと、午後、水辺の楽校に出かけた。

 

相模川の堤防から見る富士はバタークリームを塗ったように白く、大山は青い屏風のような山並みを広げている。

穏やかな流れの向こう岸近くには、オオバンやカンムリカイツブリののんびりとした姿。

 

川べりの広々とした畑は、小さな緑を生やしたり、球根を宿したりして、近づく春を待っていた。

冬枯れ色の道をたどれば、左右の藪のなかでアオジたちが啼きかわし、いち早く飛び立っては、再び藪深く身を隠すのだった。

また、川の水が流れ込む小さな水溜まりを目掛け、キジバトたちが飛来する。やがて、その順番を待つようにヒヨドリたちがやって来る。そして、水溜まりの奥でチャチャっと素早く水浴びするのだった(それは、”カラスの行水”より短い)。

いいな。みんな。
みんなの時間に、コロナなんか関係ないや。
もうすぐ春がやって来るね。

それは、光あふれる季節だね。

 

f:id:vgeruda:20210131221943j:plain春を待つ”お花畑”のなかを走り回るハクセキレイ

 

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待ち針のように小さなトゲナシノイバラ(?)の実