明るく澄んだ季節の空気感とは裏腹に、ずっと頭痛が続く。
薬を飲むと少しだけ重苦しさが和らぐ…そんな5月。
昨日は、電話を通して友人二人の元気な声を聴いた。
一人は、夕方、買い物から帰る途中、ふと思い立って私からかけた。
電話（話したい事→言葉・声）と、メール（伝えたい事→文字変換）とでは、使う脳味噌がずいぶん違う。声には表情や余韻があり、私の身体に働きかけてくる。
もう一人は、夜、固定電話にかかってきた。ふだん、メールでやり取りをしているけれど、おしゃべりは止まらない。受話器を置いた時には、それまで視聴していたネット配信（沖縄発信のweb上のforum）は終わっていた。
夜、いつになくぐっすりと眠った。
明けて、今日5月15日は沖縄返還の日。来年には50年目を迎えるのだった。
そして、朝刊には「土砂に遺骨ないか 業者に確認求める 辺野古移設めぐり沖縄知事」の記事もあった。
生きている限り、終わらないことばかりだ。
キキョウソウ？（5月14日 歩道の電信柱の陰で真っすぐに咲く）
