enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

11月のスミレ

 

5日の朝も温かな陽射しだった。
ベランダに出ると、足もとの植木鉢に白いものが見えて『え?』と思った。

緑の葉の間に小さな花が一つ…スミレが咲いていた。
水やりしていても、気がつかなかった、蕾があったなんて。

春のような陽射しに誘われて、新たな季節をちょっとのぞいてみたのかな。

また、春は巡ってくるんだね、そんな小さなスミレのことも忘れずに。